2000年5月7日(日)13:47

ハヴェル大統領はEU拡大過程における様々の問題に言及

火曜日のドイツ訪問 フェアホイゲンEU委員は5年後に10の新加盟国を期待

ハンブルク(AP)

 チェコのヴァーツラフ・ハヴェル大統領は欧州連合が摩擦なく拡大できるとは考えていない。「私は私たちヨーロッパの共通の未来を楽観的に考えているものの、拡大のプロセスが問題なく進行するとは思っていない」とハヴェル大統領は『日曜版ヴェルト』紙に語った。「問題はいつも山ほどある。経済、環境、あるいは社会、政治の問題など。東方拡大は来る火曜日のドイツ訪問の中心テーマとなろう」と述べた。

 これとは対照的にEUの拡大担当委員ギュンター・フェアホイゲンは『シュピーゲル』誌で、EUはおよそ5年後には10の新たな加盟国を迎え入れているだろうという楽観的な見通しを示した。報道によればフェアホイゲンはこの観測を現EU加盟国の首相、外相に会談の際に伝えるという。

 2005年2006年にはポーランド、チェコ、ハンガリー、スロヴェニア、エストニアおよびキプロスに加え、条件に恵まれればスロヴァキア、リトアニア、ラトビアおよびマルタも加盟基準を満たす可能性があるという。フェアホイゲンは12月のニースにおけるEU首脳会談で交渉終結の期日、推測では2002年の終わり、を提示する意向である、と同誌は書いている。

 ハヴェル大統領は、EU加盟はNATO加盟に続き「チェコの外交の最優先課題」と述べ、「その際チェコの経済的能力が最重要の要因のひとつとなる」と語った。「それゆえ、私たちは最大の隣人であるドイツがこの問題で非常に協力的なのを歓迎している。」総合的に見て過去10年の両国関係は「質的に新たな段階に達した」と述べた。

原題:Havel sieht Probleme beim EU-Erweiterungsprozess
Wochenendzusammenfassung
Deutschlandbesuch am Dienstag - EU-Kommissar Verheugen hofft auf zehn neue Mitglieder in fuenf Jahren